袋を使ったマジック。紙袋やビニール袋で不思議な手品
この記事では、さまざまな袋を使ったマジックを紹介していきますね。
袋というと、マジックでは紙袋やビニール袋、封筒などがよく使われます。
中が見えないことや密封できるという特徴があり、そうした特徴を活かしたマジックのタネがたくさんあるんです!
これから紹介するマジックの中には練習なしでできるものもありますので、気になるマジックがあればぜひ挑戦してみてくださいね。
それでは、袋を使ったマジックを見ていきましょう!
もくじ
袋を使ったマジック。紙袋やビニール袋で不思議な手品
重ねた紙袋の中からジュースが出てくるマジック
手品において不思議な演出を創りだす袋は、まさにマジックの醍醐味を引き出します。
今回ご紹介するのは、二重になった紙袋からジュースが出現するトリックです。
仕掛けはシンプルですが、その効果は絶大で、見る人を驚かせること間違いなし。
袋の中身が見えないという特性を利用し、あらかじめ底部分に加工を施しておくことで、誰でも簡単に実践可能です。
子どもたちも練習しやすく、手品を始めたばかりの方にも最適なマジックです。
この手品で、周りの人々を楽しませる一面を披露できれば、マジックの世界への興味もより一層深まるでしょう。
封筒に入れたボトルの消失と復活
封筒に入れたはずのボトルが消えたり、元に戻ったりするマジックです。
ボトルがなくなった証拠に封筒をつぶしてしまうので、どこに行ったの!?と不思議に思いますが、種は簡単。
新品の封筒を使っていると見せかけて、実は事前に底に切り目を入れてあるんです。
そこからボトルを抜いたり戻したりしているんですね!
こちらは横から見られるとバレてしまうので、体の角度には気をつけましょう。
そこさえクリアすれば、誰でも披露できる簡単マジックですよ!
(ささしな)
鉛筆を刺しても水がこぼれないビニール袋
水がたっぷり入った袋に鉛筆を次々さしていくのに、水が一滴もこぼれないマジックです!
こちらは化学マジックと呼ばれるものですね。
どうして水がこぼれないのかといえば、材質がポリエチレンの袋を使っているからです。
ポリエチレンには、熱によって縮む性質があります。
つまり鉛筆をさしたときの摩擦で熱がうまれ、袋が縮んで水がこぼれないというわけですね。
鉛筆は勢いよくさすのがポイント。
ゆっくりさすと熱がうまれず、水がこぼれてしまうので気をつけてくださいね!
(ささしな)
紙袋の中からジュースが出現
逆さまにしても何も出てこない紙袋に魔法をかけると、ジュースが出てくるというマジックを紹介します。
こちらは子供に喜んでもらえそうな、夢のあるマジックですよね。
種はとても簡単で、紙袋の裏側には大きな穴が開いていて、そこにジュースを持った手を隠しているだけなんです。
袋を逆さまにした時も動いているのは袋だけなので、ジュースはこぼれません。
最後にジュースを取り出す時だけは袋の底にジュースを置くので、袋の真ん中を持つようにしてくださいね。
また、袋を回すときもジュースが見えないよう、角度に気をつけましょう。
(ささしな)
コインが密封状態のビニール袋を貫通
膨らませたビニール袋にコインを投げると、コインが袋に入ってしまうマジックを紹介します。
こちらはコインに仕掛けはなく、袋の方に種があります。
実は袋に切り目が入っていて、コインはその穴をめがけ投げられているので、袋の中に入ってしまうんですね!
切り目を入れているのに袋は膨らむの?と心配になる方もいると思いますが安心してください、膨らみます。
ですので、観客も袋に穴が空いているとは思わないんですよね!
穴を隠して袋を回転させ、袋に仕掛けがないと思い込ませるのもオススメですよ!
(ささしな)
封筒に入れた割り箸が消える
封筒に入れた割りばしが一瞬で消えてしまうマジックです!
簡単な仕掛けなのですが、とても驚くマジックですよ。
まず、使う割りばしを箸袋から出して観客に見せます。
仕掛けがないことを確認してもらったら「ではこの割りばしは使わないので片付けましょう〜」などと言い、別の割りばしにすり替えてください。
すり替えた方の割りばしには種があり、実は箸袋から見えている部分しか割りばしがないんですね。
それを封筒に入れ、封筒を丸めてつぶすことで割りばしが消えたように見せています。
すり替えは自然に、かつ笑いを取るようにするのがポイントですよ!
(ささしな)