タバコを使ったマジック。余興や出し物でおすすめの手品
マジックの中にはマジック用の箱やロープを使うものなどさまざまなものがありますが、やはりコインやトランプなど、身近なものを使うマジックの方が引き込まれますよね。
その中でもこの記事ではタバコを使ったマジックを紹介します。
飲み会や仕事の休憩時間など、タバコを吸うときにサッと披露できればその場を盛り上げられるはず!
テクニックが必要なマジックもありますが、中には仕掛けを用意すればできるものもありますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
もくじ
タバコを使ったマジック。余興や出し物でおすすめの手品
火の着いたタバコの消失と出現
煙はモクモク昇っているのにどこにもない?
火の着いたタバコが消えてしまうマジックはいかがでしょうか。
パパッと披露できればかっこよさを演出できるかもしれません。
逆の手や指と指を合わせたときにできる死角を活用している手品で「タバコ持ってない側の面を相手に見せ続ける」というのが仕掛け。
ペン回しのようなイメージに近いかもしれません。
当然ですが、火が着いた状態なのでやけどしないよう注意!
というより、火が着いた状態でなくてもできます。
(荒木若干)
何度やっても火がつけられないタバコ
タバコには普通、色のついた吸い口があり、その反対側に火をつけて吸います。
ということは当然、吸い口をくわえないといけないわけですが、このマジックはどうやっても吸い口がくわえられない、というもの。
正しい向きで口に運んでいるのに、向きがいつのまにか逆になってしまいます。
これは、タバコの中身を抜いた側部分を縦半分に切って、吸い口部分が互い違いになるよう貼り合わせたものを使っているんです。
それをうまく半回転させていけば、いつまでたっても火がつけられないタバコになっちゃうんですね。
(荒木若干)
タバコの消失と出現
シンプルイズベスト、タバコの消失と出現のマジック!
サッと見せれられるテクニックとして覚えてみてはいかがでしょうか。
左手の内側に差し込むように入れていくと、あっと思った瞬間にはタバコが消えてしまっています。
タネは、右手左手のコンビネーションでテコの原理を利用、左手に入り切るタイミングで指で隠しながら右手へ移動させているというもの。
指と指の間をしっかり閉めて、隙間からタバコが見えないようにするのがポイントの一つです!
(荒木若干)
灰が落ちないタバコ
紙巻たばこ派の人ならとくに驚いてしまうでしょう!
吸っても吸っても灰が落ちないタバコのマジックです。
普通、タバコの先にできる灰は、そのままにしておくといつか自重で落ちてしまいます。
それがいつまでたっても落ちない……重力に逆らっているその光景がとても不思議。
これはタバコの中心にシャーペンの芯を仕込んでおくのがタネ。
シャーペンの芯を熱することになるので吸い続けるのではなく、灰皿などどこか平行に置ける場所を探した方が良いかもしれません!
(荒木若干)
タバコが短くなったり消えたりするルーティン
タバコを両手で受け渡していくうち短くなり、そのうち完全に消えてしまった……と思ったら、耳から出現するマジックがこちら。
スピーディーに披露してビシッと決めてしまいましょう!
タバコが短くなっていくのは目の錯覚を利用した仕掛けで、その流れで相手から見えない位置に移動させれば消失マジックの完成。
あとは肘などに目線を集中させつつタバコを耳の穴に差し込めばルーティーンが仕上がります。
テンポよくやってみたい手品ですね!
(荒木若干)
タバコがひとりでに動き出す
仕掛けは単純、だからこそマジシャンとしてのテクニックが試されます。
机の上に置いたタバコに両手で念を送ると、ひとりでに転がってしまいます!
この文章だけでも「タネは息を吹きかけているんじゃ」と思っちゃうかもしれませんが、いやまさにその通り、息を吹きかけているだけ。
それをいかに自然に、魔法のように見せるかが腕の見せどころですよ!
手の動きにしっかりと合わせること、喋りを不自然に途切れさせないことなど、意識するポイントは結構あります!
(荒木若干)