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【トランプマジック】すごいマジック種明かし。上級者向けの難しいマジック

テレビでよく見かけるカードマジックって、何度見ても不思議でどうなってるの!?って感動してしまいますよね!

実際に自分でもやってみたいと思っておられる方も多いと思います。

そこで、この記事では、テレビでよく見かけるような上級者向けのマジックの中から、さまざまなカードマジックの種明かしを集めてみました。

もちろん、上級者向けなので仕掛けさえわかればできるようになるようなマジックはあまりありません。

しっかりと練習した先に不思議ですごいマジックが成り立っているんです!

驚きのカードマジックの数々をお楽しみください。

【トランプマジック】すごいマジック種明かし。上級者向けの難しいマジック

オールバック

歴史にその名を刻んだ名マジシャン、ダイ・バーノンさん。

彼が考案したトランプマジックの定番の演目、オールバックを紹介しましょう。

こちらはトランプがすべて裏側になってしまうというものです。

中には観客が選んだカードだけが裏返るバージョンもありますね。

披露するハードルはやや高めですが、マスターすればあっと驚かせられると思いますよ。

いろいろなやり方が考案されているので、自分のやりやすいものを見つけてみてください。

山本

スナップディールを使ったカードの入れ替わり現象

山札をめくる中で1枚のカードを選んでもらい、残りの束を重ねて山札を整えます。

そして山札のいちばん上のカードを見せてその場に出す一瞬の間に、先ほど選んだカードに変化するというマジックです。

選んだカードが含まれた束を山札に重ねるときに手元へ回収、いちばん上のカードと重ねておきます。

あとは場に出す時に選んだカードを重ねて出し、場に出る瞬間にうえに合ったカードを手元に回収しつつ場に山札を広げる流れへと移っていく手順ですね。

手元にカードを回収したことを悟らせない角度、山札との距離も重要なポイントですね。

河童巻き

マキシツイスト

ロジャー・スミスさんが考案した古典マジックの一つ、マキシ・ツイストを知っていますか?

こちらは手に取った4枚のエースが、シャッフルするたびに1枚裏返っていくという内容です。

見た目にインパクトがあり、何が起こったのか一目でわかるのがいいですね。

ちなみに、実は初めから4枚のエースと裏返しのカード1枚を持っておき、それを駆使しているんです。

エルムズレイカウントなど複雑なテクニックを要するので、合わせて調べてみてください。

山本

途中でカードが透明になるカード当て

難しすぎるとの声が寄せられている、途中でカードが透明になるカード当てマジックを紹介しましょう。

こちらは特定の絵柄を探すという流れでおこなわれるマジックです。

その途中でマジシャンがカードに手をかざすと、裏側を向いていたカードが表向きになります。

これが透明になったと表現されている部分ですね。

このタネ、実はシンプルで上に重なっていた裏向きのカードをパームしているんです。

ただし、そこにいたるまでのセットアップに多くのテクニックを要します。

山本

選ばれたカードがケースの中から出てくる

選んでもらったカードを戻した山札をケースの中に片付け、その状態でケースを振ると先ほど選んだカードが飛び出してくるマジックです。

カードを山札に戻す際にもう片方の手でカードを抜き、手にとどめることでケースの外に選んだカードを出せるという仕組みですね。

手の内側に持った状態でケースを持つなどの動作もおこなうため、内側を見せない角度をしっかりと意識しましょう。

あとはケースの下にカードを移動、そこからスライドさせるようにして取り出せば完了です。

カードに力を入れすぎると曲がってしまうので、リラックスした手で挟み込むようにしてカードを持っておきましょう。

河童巻き

デックに戻したKがAに変わる

美しい所作も魅力、デックに戻したKがAに変わるマジックです。

こちらはデックの一番上に戻したカードが、次に引くと異なるカードに変化しているという内容です。

このマジックのタネは、デックにカードを戻す瞬間にあります。

カードを戻す時は一番上に重ねていますが、裏返す時に複数枚重ねて裏返しているんです。

その際、何枚重ねて裏返したかを数えておくと、次の演出に移りやすいですよ。

指先の感覚の身でカードの枚数を数えるのは、熟練者でなければできない芸当でしょう。

山本