あやとりを使ったマジック。簡単でやさしい手品
ヒモ1本あれば楽しめるあやとり。
1人で技を連続してつなげたり、2人あやとりで友達と楽しんだりと、今も昔も子供たちに人気の伝統遊びですよね。
今回は、そんなあやとりを使ったマジック、手品を集めました!
定番の「指抜き」「リング抜き」はもちろん、あやとりの技からマジックにつなげるものまでいろいろと紹介していきますね!
子供の日常遊び、保育現場のイベントの出し物にぜひ活用してください。
あやとりが好きという方はこの機会にマジック、手品に挑戦してみてくださいね!
もくじ
あやとりを使ったマジック。簡単でやさしい手品
あやとりとハサミを使ったひも抜きマジック
ハサミに結びつけたあやとりのヒモがあっという間にほどけてしまうというマジックです。
まずハサミの持ち手にカウヒッチやひばり結びと呼ばれる方法でヒモを結びつけましょう。
ストラップを付けるときの結び方と言うとわかりやすいかもしれませんね。
次に長く垂れて余っている部分をもう一方の持ち手に通したり、結び目の部分のヒモを緩めて持ち手に通したりていきます。
最後に「かなり複雑に絡まっていますが……」と言いながらヒモの端を引っ張ると、するりとほどけてしまいます。
よく考えるとカウハッチをほどいているだけなのですが、それがバレないように手際よく進め、うまくセリフを言って絡まっていると思わせるのがマジック成功のコツですよ!
(羽根佳祐)
エレベーター
あやとりマジックの定番!「エレベーター」をやってみましょう!
まず左手の親指と人差し指にあやとりのヒモをかけます。
左手の親指と人差し指の間から左手の奥にあるヒモを右手で引き出します。
最後まで引き出したら来た道を戻るようにして、右手でつまんでいるヒモをまた左手の親指と人差し指の間に通しましょう。
右手のヒモを通せたら左手の親指と人差し指をくっつけます。
そして右手のヒモの端を左手の親指と人差し指に引っかけそのまま引っ張ると……左手のあやとりもするりと抜けてしまいましたね?これがエレベーターです!
もっと複雑なやり方もありますが、まずはこちらの簡単な方法から習得してみてくださいね。
(ささしな)
ひもが一瞬で入れ替わる
2本のあやとりの位置が入れ替わるマジックです。
このマジックは、色の違う2本のあやとりを使います。
例えば、青色とピンク色のあやとりを使ってみましょう。
青色のあやとりを1本のヒモのようにして、ピンク色のあやとりの輪に通します。
青色のあやとりの両端を合わせ、できた輪の中に左腕を通しましょう。
この時、ピンク色のあやとりは青色のあやとりに引っかかっている状態です。
この状態のまま左手首から遠い方にある青色のあやとりをグッと下に引っ張ってみてください。
青色とピンク色のあやとりの位置が入れ替わると思います。
マジックとして披露する場合はトリックがバレないよう、タオルや布で隠しながらヒモを引っ張るといいですね!
(ささしな)
マジックホウキ
あやとりの「ほうき」をまるで、手品のように披露できるのがこのマジックホウキです!
やり方はほうきと同じで、まず両手の親指と小指にあやとりのヒモをかけます。
次に右手の中指で左の手のひらのヒモを下から取って引き出しますが、ここでポイント!
ヒモを引き出したらヒモの下に中指をくぐらせ、ヒモをねじっておきましょう。
右の手のひらのヒモはねじったヒモの上から左手の中指を入れて引き出します。
ここではヒモをねじらないので気をつけてくださいね。
最後に右手の親指と小指のヒモを外し中指でヒモを引っ張れば「ほうき」の完成です。
マジックホウキをする場合は、右手の親指と小指のヒモを外す前に両手をパン!とたたいてください。
その隙に素早くヒモを外して中指でヒモを引っ張れば一瞬でほうきの形になり、マジックのように見えますよ!
(ささしな)
指ぬき
指に引っかけていた糸が一瞬で抜けるマジックです。
あやとりマジックの大定番とも言える技ですね!
まず左の手のひらが見えるようにしてから左手首にあやとりのヒモを引っかけます。
左手の手前のヒモの下から右手の人差し指をくぐらせ、左手の親指と人差し指の間を通って左手奥にあるヒモを手前に引き出します。
そのまま右手首をくるっと返し人差し指のヒモを一度ねじってからヒモを左手の人差し指に移しましょう。
中指、薬指・小指にも同じようにしてヒモをかけていきます。
ここで注意してほしいのは、左手奥のヒモを手前に引っ張るとき、最後にヒモを移す指とその左隣の指の間を通すことです。
つまりヒモを移すのが中指なら、人差し指と中指の間ということですね!
全ての指にヒモをかけたら親指のヒモだけ外し、小指の横にあまっているヒモを引っ張ってみてください。
するりと左手のヒモが外れるはずです!
(ささしな)
ひもつなぎ
あやとりの右端と左端がつながってしまうという不思議なマジックです!
まずあやとりの右端と左端を持ち、右端が上になるように重ねます。
次に右手の人差し指と親指で左端の下から右端をつまみ、左手の人差し指と親指で上から左端をつまんでください。
その状態のまま一番下にあるヒモを指から外し左右にヒモを引っ張ると、右端と左端がつながりましたね!
手順さえ覚えてしまえば幼児でもできるマジックです。
あやとりが好きな子は挑戦してみてくださいね!
(ささしな)